食べることが好きで、食べログも始めましたが、実は作るのも好き。けれども、なかなか時間が取れない、そんな私のクッキーの作り方。
作業時間は10分もかかりません
そして、なぜかふんにゃりしてしまう方、ダレてしまう方、コツを分かりやすくお伝え致します。
(一応、調理師免許を取得済みです)
材料
ご覧の通り。今回はバタークッキーの作り方です。(アイスボックスクッキー)
- バター100g(風味がいいものを作りたければ無塩で発酵バターを)
- 薄力粉160g(ざくざく食感が良ければ強力粉を少々)(バターの約1.5倍ほどで計算してください)(ダレる方は、粉を増やす。型抜きクッキー(レシピ下記)からトライするのが良い。
- アーモンドプードル20g(しっとりして、風味が良くなります。サクサクがよければ不要)
- 卵黄一個(全卵だと硬くなります。ビスケットっぽい味がよければ不要)
- 粉糖70g(グラニュー糖や上白糖より、サクサクします。70で多い方は減らしてOK。市販が一袋70なので。ダイエット中の方はラカントを使用してください)
- 塩少々(これ大事)
- バニラビーンズ(バニラエッセンスより、バニラオイルだと、焼いても風味が飛びません。私は使った後のさやを、ブランデーに漬けておいたものを使用しています)
作り方
粉類、バターは冷蔵庫、または冷凍庫に短時間入れて冷やしておきます。これもダレないコツ。
それらを一気にフードプロセッサーへ。触りすぎないのがダレないポイント。
フードプロセッサーの選び方、おすすめ機種の比較詳細記事はこちら。
卵とバニラビーンズを入れてまたガーッ。
ボウルに出したらこんな感じですが、一気にジップロックに入れて構いません。
袋に入れたら、ちょっと揉んで生地をまとめる。
端っこのほうまで生地が行き渡るように綿棒でぎゅむーっとする。
この時、菜箸か何かを両側に置いて、均等な厚みにする。
綺麗な長方形にしたら、冷凍庫へ。しっかり冷やすのがダレないコツ。
ジップロックの上から、定規で線をつけてもよし、袋を破ってから、生地の上で、食品用定規で線を付けてもよし。
丸い型抜き不要。
丸めてカットするの不要。
カットしたら、ボウルに砂糖を入れておいて、端っこに付けます。
じゃじゃ〜ん!
丸くなくても、美味しそうじゃないですか。
綺麗に並べて、この段階で30個
180度余熱、170度にして12分。(180度だと表面だけ焦げて中まで火が通らない。クッキーは焼き目がつきすぎないほうが私の好み)このへんはオーブンの個体差がありますね。私は東芝石窯ドームです。これが一番コンベクションで、まだらにならずに焼けるので。(160度で25分でも良い)
途中で前後をひっくり返す。
160度にしてさらに5分。これでしっかり中まで火を通します。サクサクのコツ。
は〜い。焼き上がりました! 焼き上がった瞬間は柔らかくてへにょっとしてます。
硬くなり始めたら、網にとってしっかり冷まします。
この段階でしっかり放っておいて冷ますと次第に硬くなります。
- バター 50g (バター少なめ)
- 砂糖 70g (どんなに減らしたくても50g以下にはしない。甘さ控えめ過ぎるとお菓子はまずくなる)
- 卵 1個(50g) 卵が苦手な方は、その分牛乳を少々足してまとめてOK
- 薄力粉 205g (バタークッキーと違い粉が多いのですよ)
- バニラオイル、塩少々 になります。粉が多いとざっくざくになります。しっとり回避。
硬くなったら、アイシングや溶けたチョコでコーティング。
その後、乾燥剤(なくてもよい)の入ったタッパに入れて置くと(砂糖を入れたタッパでも良い)しっかり固いままです。(いざとなったらダイソーの食品用乾燥剤か、海苔缶の乾燥剤を流用で十分)
ご自身で召し上がる方はここで終了。
差し上げる用の方は以下を参照ください。
包装
翌日。市販のミニ乾燥剤やミニラベルを使用し、一つずつ個包装。シーラーでしっかり止めて、シールで可愛く。
人に渡す場合は、一個用乾燥剤を一枚ずつ入れてもいいかも。100枚単位で売ってます。
上記赤いガトー、こちらは本来ケーキの上にさすもの。ケーキピックといいます。
今なら、赤か金を買っておけばクリスマスもOK.ただし、クリスマス、と書いてないのでオールシーズン使える優れもの。
あとは箱に入れて出来上がりです。洋菓子のプレゼントのコツは一に包装、二に包装、三、四がなくて五に包装。
そのくらい、先生に叩き込まれました…。プロってここが違うんですよね。材料と同じように、包装にもお金をかけるのが大切です。
ご自身で放送や箱を選びたい方。お菓子作りで有名なコッタの公式HPはこちら:コッタ公式HP
クッキーこそ、風味が大事。
ここにレモンピール(国産無農薬)や甘夏ピールなどを練り込んで、香りが引き立つようにしてもいいですね。
バターが安い場合、レモンアイシングやチョコレートコーティングでカバーするのも手。
お菓子は手間がかかるので、市販が便利。だけれど、良い材料を使ったものはそれなりの値段がする、どうしよう、と頭を悩ませた場合、手間がかからず楽で体にいいもの。
ラカントなんて市販のお菓子に使ったら、コストと値段がえらいことになります。
自分で選べるのが手作りお菓子のいいところ。コツがわかっているからこそ、アレンジもきく。よかったら作ってみてくださいね。
その他、私が買って人生が豊かになったな、と思うキッチン家電は以下の通り。年末年始のセールで安く手に入る今の時期こそ。幸せな気持ちになって欲しい(おせっかいですみません)
どれも10年選手の使い方、レシピ記事
- バーミックスでポタージュ、プリン、かぼちゃサラダ
- キッチンエイドスタンドミキサーで、ブランデーケーキなどケーキ各種
- ホームベーカリーでピザ生地、ドライフルーツとナッツのハードパンなど
- フードプロセッサーでクッキー、キャベツの千切り、玉ねぎや大根おろしなど
- 全自動コーヒーメーカーで、毎朝豆から挽き立てのコーヒーを。洗い物が一番楽な機種。
- 東芝石窯ドーム:パンやケーキを焼く人ならコンベクションが最高。
バーミックスの種類、選び方の記事はこちら:バーミックス
私の大好きな、トラピスチヌのクッキーの記事はこちら
いいクッキーには、いい紅茶を合わせるのが定番。やっぱりマルコポーロに戻っちゃう。
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