世界で一番フェルベールさんのジャムが好き。行くたびに全種類大人買いしてくるいんげんです。先日「マツコの知らない世界」でも紹介されましたが、
など、よく聞かれる質問に、まるっとお答えしたいと思います。私の大好きなジャム、皆様にも好きになって欲しいから!
クリスティーヌ・フェルベール ジャム コンフィチュール
直営の店舗は?
日本にはありません。フランスのアルザス地方、ニーダーモルシュヴィア(ニーデルモルシュビル)村に本店があります。
ジャムとコンフィチュールの違いは?
ジャムは、果実、野菜、花弁に砂糖などを加えてゼリー化するまで加熱したもの。煮込んで、ペクチンによってゼリー化させて作るので、ぎっしりした硬めのもの。
コンフィチュールは砂糖で果汁を浸出させ、果汁だけを煮詰めた後に果肉を漬ける昔ながらの製法。フルーツの形状も残っていて、さらりとしたテクスチャー。仕上げにスパイスを加えたりすることも多い。
フェルベールさんはコンフィチュール。ただし、日本だとジャムが一般的な呼称なので、今回はその記述にしています。
どこで買えるの?
伊勢丹新宿店 本館地下
サロンデュショコラ出店! 2023年
パート2 1月29日からに出店されます。詳しい記事はこちら
通販はあるの?
三越伊勢丹通販
サロンデュショコラ通販
年に一回のバレンタインデー前の祭典。2023年1月6日、朝9時30からオンライン通販をスタンバイしてたんですが、私が入れたのは午前11時。(2023年から順番制)
混み合ってるの表示が。
やっと入れたら、ショコラ系のフェルベールさんのジャムは完売😱 1時間以内、もしくはオープンと同時に瞬殺だったと思われます。
さらに、夜にもう一度アクセスしたら、フェルベールさんはチョコレートなどの他の商品も、ほぼ全て完売していました😭
さすが大人気! (以下、三越伊勢丹サロンデュショコラオンライン通販、公式HPより参照)
完売の文字が見えますでしょうか😭
サロンデュショコラでは、パトリックロジェさんも完売続き。
パトリックロジェさんについてはこちら
楽天・アマゾンの通販
私が見た時は、取り扱いはありませんでした。たまに出たらラッキーと思ってくださいね。
パリスウェーブ
パリの通販輸入代行業者さん。パトリックロジェのチョコレートはここで手に入れられますが、フェルベールさんのジャムの取り扱いはなし。チョコレートだと、商品のリクエストができるようです。
種類、おすすめは?
フェルベールさんご本人は、祖母やアルザスの思い出から、グリオットチェリーやフランボワーズ(木苺の一種)がお好きだとか。
特徴は?
値段は?
安く買う方法は?
アルザス村の本店へ行くと半額くらいになる場合も。ブラッドピットさんは、フェルベールさんのジャムを買うためにここまで来たらしいです。100瓶買って帰られたそうな(噂です)。
気持ち、わかる。
クリスティーヌ・フェルベールさんってどんな人?
ジャムの妖精
祖母がお持ちの広大な果樹園からジャム作りを、小学生時代から家業のブーランジェリー、パティセリーを手伝い、学ぶ。
当時女性としてはフランスで学ぶ壁があり、ベルギーブリュッセルまで行って学び、帰国後大会で優勝。パリのお店で修行後、アルザスに戻りお店の跡を継ぐ。その後も輝かしい成績を残し、現在に至る。
女性として大変ご苦労されたようです。
以下は、レシピ本「小さなジャムの家」プロフィール欄とウィキペディアを抜粋しています。(出典:小さなジャムの家)
クリスティーヌ・フェルベール : 1960年5月11日生まれ。1976~1979年ブリュッセル、CERIAにおいて菓子作りを学ぶ。1979年菓子職人資格証書、CAP取得。1979~1980年メゾン・ペルティエにおいて修業。1979年フランス青年菓子職人パリ大会、優勝。1980年~メゾン・フェルベール、シェフ・パティシエ。1987年メトリーズ・ド・パティシエ資格取得。1998年シャンペラー&パティシエ連盟による1998年度、最高のパティシエ賞受賞。1998年クグロフ・コンクール最高賞、マリアンヌ受賞。1999年“Croqueurs de Chocolat”記載。4つ星獲得。著書“Merveilles,delicieuses recettes au pays d’Alice”(シェーヌ出版)でLa Mazille賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ジョエルロブション氏からは、「コンフィチュールの女王」と呼ばれています。
レシピ本は?
上記で申し上げた「小さなジャムの家」というレシピ本を、2006年日本では刊行されています。
現在は中古でしか手に入れられません。当時の定価は1980円でしたが、中古ではなかなか高くなってますね。
レシピは?
「あさイチ」で放送されていたものをご紹介しますね。
りんごのコンフィチュール
材料
- リンゴ2個
- レモン汁1個とゼスト(皮は白い部分を避けて、表面のみ擦る)白い部分は苦味になるため。
- オレンジ汁1個ゼスト(皮は白い部分を避けて、表面のみ擦る)
- グラニュー糖350g
- シナモンスティック 1本
- 八角 1個
- しょうが 1㎝スライス2枚
- カルダモン粉 小さじ1
レシピ
- りんごを8ミリ程度の角切りにする
- 銅鍋(なかったら普通の)に入れる。ただし底が広いものを。(果物が水分を吸収し、形が残りやすい)
- レモン汁とゼストを加える、オレンジ汁とゼストを加える。
- グラニュー糖を混ぜる
- スパイスを混ぜる(ここまで火はつけていない)
- 火をつけて煮る 強火→あくを取り除く
- 粘り気が出てきたら弱火に。スパイスを取り除き、出来上がり。
発売されているものを見ると、一種類だけのフルーツより、2種類程度混ぜて作っているレシピが多いよう。
インタビューでは200種類以上のレシピがあるとか。→その後855種類に増えていたので今はもっと増えてるかも。
以前のサロンデュショコラでは、フェルベールさんが来日。デモンストレーションも行なってくださるという神回がありました。
レシピ等参考YouTube
貴重なお店の外観、内装、フェルベールさんご自身が作られている模様、インタビューが全て掲載されています。トレードマークの銅鍋も。英訳ついてます。
まとめ 感想
フェルベールさんがどんな方か、どれほどの情熱をかけてジャムを作られているか、故郷のアルザスを大切にされているかを見ると、より一層美味しく感じられるのではないでしょうか。
物には物語があり、それを踏まえると、一層心も豊かになる気がします。
ぜひ、大切に召し上がってみてくださいね。
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