志ほせ饅頭と検索すると、日本三大まんじゅうと出てくるので調べてみたら、福島県の「薄皮饅頭」、東京都の「志ほせ饅頭」、岡山県の「大手まんぢゅう」らしいですね。
叔母がこういう老舗が大好きで、取り寄せていたので、一緒に頂きました。
なんと1349年(貞和5年)創業、その歴史、約670年というのですから、桁が違います。
日本で最初にまんじゅうを作った創業者林浄因さんは、中国の有名な文人の子孫。日本から留学されていた禅僧、竜山徳見(りゆうざんとくけん)さんと一緒に来日。そのまま帰化され、塩瀬さんとなり、日本初の餡入りのおまんじゅうを販売されました。
原材料の薯蕷とはナガイモ、トロロ。そして米粉を使用。
お味は優しいふわりとした甘さ、上品なお味。素朴さが際立つ、原材料を重視したお品です。家訓は「材料落とすな割守れ」だそう。
普通のお饅頭の味を想像すると、甘さが物足りないと感じるかもしれません。
でも、670年前から続くこの味は、かけがえのないもの。昔ながらの老舗、歴史、物語を味わうための和菓子だと思います。
9個入り、1296円(税込)、一つ144円。12個入りは1674円(一つ139円)ですので、多く買えばお安くなります。日持ちは10日ほど。
池上本願寺のお休み処で出されているお饅頭は、この塩瀬饅頭なのだとか。焼きごての印が違うそうです。(本店は「志ほせ」の印が押されています)
最近では「どうする家康」で、家康公だけが召し上がれる黒い「本まんじゅう」(兜まんじゅう)4個1728円も有名ですね。
一度、日本最古のお饅頭を食べてみたかったので、念願叶ったりです。叔母は大変喜んでいました。また伺いますね。ご馳走様でした。
おせちの準備はお済みですか? 我が家はこちらのサイトから、毎年選んで申し込んでます。去年は「東山」にしました。全国の名店を色々選べるし、割引率も高いので便利でおすすめです。
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5
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